これからDIYに挑戦したいという方へモザイクタイルの貼り方をご紹介します!

今回はこんな感じで腰壁(モルタル)とその上の壁の境目の部分にアクセントとしてモザイクタイルを貼りました。
※壁が塗装や吹き付けの仕上げがされている場合、本来は塗装や吹き付け部分をはがしてからタイルを貼りつけます(将来的に塗装面が浮くとタイルがはがれてしまうからです)。今回は幅150mm程度のボーダーだったので上からそのまま貼りました。
用意するもの
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タイルを貼る前に
タイルのサイズと貼る位置を決めたら、ボンドや目地材がはみ出ても大丈夫なように養生します。

油性ペンなどでまっすぐに線を引き、それにそって養生テープを貼り付けます。
タイルを必要な大きさにカットします。

ネット張りがしてあるので、ネット部分を切っていきます。はみ出たネットもカットして下さい。
模様が彫り込まれているピース(モザイクタイルギャラクシー等)は、柄のあるピースを養生をした方が目地材を入れる時綺麗にできます。
ボンドを土台に塗る
ボンドを適量出し、タイルの貼り場所に塗りつけていきます。

口をカッターなどで切り、モリっと出します(貼る面積に応じて調整して下さい)。ボンドの量は塗る時の厚さによって異なりますが、【1袋で1㎡】が目安です。(厚く塗る場合は【1袋当たり0.5㎡】)

均一の厚みに塗ることが大切です。厚みにばらつきが出るとタイルを貼った時に波打ったような仕上がりになります。初めての方は先に段ボールの上などで試し塗りをして感触をつかんでみてもいいかもしれません。
※左側の写真は腰壁(下)と塗装の壁(上)の間にある溝を先に埋めている様子です。(下地をフラットにするため)
※左側の写真は腰壁(下)と塗装の壁(上)の間にある溝を先に埋めている様子です。(下地をフラットにするため)

※ボンドが薄すぎると接着力が弱くなり、厚すぎるとボンドがはみ出て後で処理が大変になります。
タイルを貼る
タイルを置き、ボンドがはみ出ないように注意しながら少し押さえつける。

指先で少しずつ押さえつけたら、タイルが平坦になるように全体を軽く叩きながら張り付ける。
※押さえが弱いと接着力が弱くなり、押しすぎるとボンドがはみ出て後で処理が大変になります。
※押さえが弱いと接着力が弱くなり、押しすぎるとボンドがはみ出て後で処理が大変になります。
全て貼り終えたら、丸一日程度、養生期間をおく。
※冬場など、気温の低いときはもう1日程度置いた方がしっかりと乾きます。
※冬場など、気温の低いときはもう1日程度置いた方がしっかりと乾きます。
目地材の準備
目地材は溶けにくいので、ポリバケツなどに入れて少しづつ混ぜながらとかす。

水が多すぎると周りが汚れやすくなり、硬すぎると目地に入りにくくなります。

目地材をいれる
ゴムコテかラバーヘラを使ってタイルの目地を埋めていく。

※目地を入れた後放置しすぎると目地材のふき取りが難しくなり汚れがタイルに残るので注意。目地材の色が変わり始めていると遅いくらい。
目地を拭き取る
水を含ませたスポンジではみ出た目地をふきとります。

一度では綺麗にならないので数回に分けてタイルがきれいになるまでふき取りをする。水分が多すぎたり強く拭きすぎると、目地が流れてしまうので注意。
全て貼り終えたら、丸一日程度、養生期間をおく。
仕上げ
ピースに残った目地を落とし、養生テープをはがす。はみ出たボンドをカッターではがしたら、濡れたぞうきん等で全体を拭いて完成!

筆や雑巾に酸性洗剤を少しつけて落としていく。※必ずゴム手袋を着用して下さい。

カッターなどではみ出たボンドをはがします。